2013年5月13日月曜日

ヴィパッサナー感想

ヴィッパサナーの瞑想を終えたので感想を残そうと思う。

10日間、誰とも口をきかず、目も合わせず、日に10時間座り続ける。

っていうのはスゴく大変だった。しんどかった。

前に経験した人は「身体が光に包まれたよ!」とか色々な不思議体験な話を聞いてたりしたので、一体どんなもんだ?と思っていました。

実際に僕も全身に細かな振動を感じて、恍惚感を得た時がありました。

ですが、ソレはソレ以上でも以下でもなくただの感覚なのです。
悟りを開くまでに至れば物質と精神の境目がなくなるとの事ですが、十日間で悟りを開ける訳もなく、ただただ痛みと自分の雑念との闘い。

それを下らないと思えばそれまでだろうし、どう受け止め、どう生かしていくのかも自分次第、全ては自分の感覚に気づくと言う事でした。

心の汚れが多い僕はとにかくここまで色んな事思い浮かぶか?と言う程雑念が出ては消え、出ては消え、ここまで見せて来るか?と言う程自分の嫌な部分嫌いな部分も見えてきました。

話してるのは自分自身で、噓のつきようもなく、全てが本心なのです。

解った事は僕の大きなカルマでした。

それがヴィッパサナーの効果なのか、僕の雑念の産物かは解らないけど

僕が一番印象に残っているのはそこの部分なのです。
そのカルマが心から浮かび上がって来た瞑想の後、僕は涙を流しました。


とてもとても大きいカルマです。僕の人生だけで断ち切る事が出来るのか、来世まで持ち越してしまうのかと不安な程です。

でも、とにかく一生を通してそれを受け止めて生きて行く。
そんな強い意志を持つ事が出来ました。

はっきり言って、ここには書ききれない、書いても全く面白くない内容ばかりなので控えますが…

とにかく大きな恩恵を受ける事ができました。

本当に少しだけ少しだけですけど、成長を感じられた十日間でした。


あぁスゴかったなぁ。また日本に帰ってから行きたいと思います。